オーストリアで未接種者“ロックダウン”
新型コロナウイルスの感染が再拡大しているオーストリアでは、15日から全土でワクチンを接種していない人にロックダウン時と同等の行動制限が課されることになりました。
オーストリアでは15日から10日間、ワクチンを未接種の人は原則通勤や通学、生活必需品の買い物、短い散歩以外の外出が禁止されます。
健康上の理由でワクチンが打てない人や12歳未満の子どもをのぞく、およそ200万人が対象となります。
期間中は公共交通機関などで警察による職務質問が行われ、違反を繰り返すなどした場合は日本円でおよそ19万円の罰金が科される場合もあるということです。
オーストリアではワクチン接種率が人口の65パーセントにとどまっていて、政府は未接種の人に強い行動制限をかけることで接種率を上げたい考えです。