東京“未接種者”の夜間滞留人口が半減
東京都の繁華街の夜間滞留人口について新型コロナウイルスのワクチンを接種していない人は、緊急事態宣言直前と比べると直近では、半減したとする推計が公表されました。
16日に開かれた厚生労働省の専門家会議で示されたのは、東京都の繁華街でのワクチンを接種していない人の夜間滞留人口の推計です。
それによりますと、今回の緊急事態宣言直前と比べると、先月29日からの一週間では全体の夜間滞留人口は21パーセント減少しましたが、ワクチンを接種していない人は50パーセント以上減少したと推計されたということです。
専門家は、ワクチンを接種していない人の行動が抑制されたのではないかとみていて、新規感染者数の減少に転じた一因となった可能性があるとしています。