集合住宅に露ミサイル直撃 30人死亡、30人以上が行方不明 ゼレンスキー大統領「救出作戦は人命救助の可能性がわずかでもある限り継続」
ロシア軍はこの週末、ウクライナ各地に大規模なミサイル攻撃を行いました。東部ドニプロでは集合住宅を直撃し、これまでに子どもを含む30人が死亡、30人以上が行方不明になっています。
14日にロシア軍のミサイルが着弾したドニプロの集合住宅は一部が崩落し、多くの住民ががれきの下敷きになりました。これまでに15歳の女の子を含む30人が死亡、30人以上が行方不明となっています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領「がれきの中から6人の子どもを含む数十人が救出された。私たちは一人一人のために戦っている。救出作戦は人命救助の可能性がわずかでもある限り継続される」
崩落現場では昼夜を徹して救助活動が続けられ、攻撃から18時間以上たった15日、がれきの中から女性1人が救助されました。ドニプロの市長は今後、犠牲者がさらに増えるとの見方を示しています。
民間施設が被害をうけ多くの住民が犠牲になる中、ロシア国防省の報道官は14日の攻撃について「ウクライナの軍事施設とインフラ施設にミサイル攻撃が行われ、すべて命中した」と発表しています。