イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止と人質解放をめぐる交渉が大詰めを迎える中、イスラエルで兵役拒否した若者がインタビューに応じ、即時停戦を訴えました。

イスラエル国内で反戦活動を行うネーブさん（20）が日本テレビのインタビューに応じました。

イスラエルでは男女ともに18歳で徴兵されますが、ネーブさんは2年前に兵役を拒否し、130日間、収監されました。

兵役拒否したネーブさん（20）
「イスラエル軍はガザ地区に破壊と混乱をもたらしている。今すぐに停戦と人質交換に合意し、戦争を終わらせなければいけない」

ネーブさんは休戦交渉の即時合意を訴えた上で、「この戦争を“最後の戦争”にするため、イスラエルは恒久的な和平プロセスに踏み出すべきだ」と強調しました。

また、国際社会に対し、「パレスチナを国家と承認していない国やイスラエル軍と取引関係のある国に働きかけてほしい」と訴えました。