米情報機関、ロシアによる暗殺計画を察知し阻止 米メディア
アメリカメディアは11日、ロシアが企てていた暗殺計画をアメリカの情報機関が察知し、未然に防いだと報じました。
CNNによりますと、ロシアによる暗殺計画の標的となったのは、ドイツの防衛企業「ラインメタル」のCEOで、ことしアメリカの情報機関が察知し、ドイツ当局と協力して暗殺を未然に防いだということです。「ラインメタル」は、欧米がウクライナに供与している砲弾や軍用車両などを製造していて、近くウクライナ国内に装甲車の工場を開く予定だったということです。
ロシアはヨーロッパ各地でウクライナを軍事支援する企業の幹部を標的とした暗殺を企てていて、今回の計画もその一つだったと伝えています。また、ロシアが過去半年以上にわたり、ヨーロッパで工作員を雇い、ウクライナ向けの兵器に関連する倉庫に放火させるなど、あらゆる破壊工作を行っているとも報じています。