中国・国家安全省 英情報機関・MI6の関係者を摘発
中国でスパイの摘発を担当する国家安全省は8日、イギリスの情報機関・MI6の関係者を摘発したことを明らかにしました。
中国の国家安全省によりますと、イギリスの秘密情報部・通称MI6は、第三国の国籍を持つ黄氏というコンサルティング機関の責任者と「情報協力関係」を確立し、複数回にわたって中国に入国させた上で、中国の情報を収集し、MI6の協力者を探す活動を行わせたということです。
国家安全省は、黄氏がスパイ活動に従事していたことを示す証拠を発見したため、逮捕したということです。
黄氏は、イギリス側に対し、機密級の国家秘密9件などを提供したということですが、詳細は明らかになっていません。