イギリスの情報機関MI6、ロシア人にスパイ活動への協力呼びかけ
アメリカのCIA(=中央情報局)に続いてイギリスの情報機関・MI6も19日、ロシア人にスパイ活動に協力するよう呼びかけました。
イギリスの情報機関である秘密情報部・通称MI6のムーア長官は、19日、「私たちと手を携えて協力してほしい」などと述べ、ウクライナ侵攻に反対するロシア人に対し、侵攻を止めるためにスパイ活動に協力するよう呼びかけました。
MI6 ムーア長官「我々のドアは常に開かれている。秘密は我々のもとで守られ、我々は共にこの流血の惨事を終わらせるために動くだろう」
また、講演の中でムーア長官は、ウクライナ情勢についてロシア側が優勢になる見込みはほとんどないとした上で、「プーチン大統領が明らかに追い込まれている」と述べました。
ウクライナ侵攻をめぐっては、アメリカのCIAも、ロシア人に対して機密情報の提供を呼びかける動画を公開するなど、ロシア側の関係者に対する欧米の情報機関からの揺さぶりが続いています。