日本人男性がポーランドで託児所開設 ウクライナ避難民を受け入れ
ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、隣国ポーランドに住む日本人が17日、ウクライナから避難してきた子どもたちを受け入れる託児所を開設しました。
ポーランド南部カトウィツェにできたのは、託児所「友好の家」です。ウクライナから避難してきた人が働けるように、平日午前8時から午後4時まで子どもを預かります。
託児所を開設したのは、現地の大学に通う沖縄県出身の東優悟さん(26)です。開所の資金はSNSで呼びかけて集まったおよそ2000万円の寄付金で、保育士としてウクライナ人を雇用しています。
東優悟さん
「仕事ができず生活費が払えなくて、どうにもならずウクライナに帰る人をこれまで見てきた」「それ(託児施設)が充実してくると、自分たちで自立して社会の中で生きていける」
託児所では現在、4歳から6歳の子ども8人を預かっています。来月には受け入れ人数を増やす考えで、東さんは継続的な支援を呼びかけています。