ガザ南部に侵攻…戦闘激化“この2か月で最も激しい攻撃”
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘は、7日で2か月となりました。イスラエル軍は、ガザ地区南部の主要都市に地上侵攻し、激しい戦闘が行われています。
イスラエル軍は、南部の主要都市ハンユニスの中心部に入り、ハマスと激しい戦闘が行われています。
ネタニヤフ首相は7日、地上部隊がハマスのガザ地区の指導者シンワル氏の自宅を包囲したとしたうえで、「逃げたとしても捕まえるのは時間の問題だ」と述べました。
ロイター通信は、人口密集地への空爆などイスラエル軍は、この2か月間で最も激しい攻撃を行っていると伝えています。またパレスチナ側によりますとエジプトに近いラファでも空爆で9人が死亡したということです。
病院には、空爆で負傷した住民らが次々と運び込まれていてハマス側は、これまでに1万6000人以上が死亡し、そのうち7000人が子どもだと主張しています。
国連のグテーレス事務総長は、この地域の平和と安定にとって取り返しがつかない状況になりつつあると警告しています。