アメリカの9月の消費者物価指数の伸びは8月と同じ水準となりました。

アメリカ労働省が12日に発表した9月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて3.7パーセント上昇しました。市場予想の3.6パーセントをわずかに上回りましたが、8月と同じ水準となり、2か月連続で加速していた伸びは落ち着きました。

一方、変動の大きい食品とエネルギーを除いた上昇率は、市場の予想通りの4.1パーセントとなり、6か月連続で鈍化しました。

インフレが落ち着きつつある中、FRB（＝連邦準備制度理事会）は、今月31日から開かれる政策会合で利上げについてどう判断するか焦点となります。