3月の米消費者物価指数5.0%上昇 9か月連続で鈍化
アメリカの3月の消費者物価指数は、9か月連続で鈍化しました。
アメリカ労働省が12日に発表した3月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて5.0%上昇しました。事前の市場予想を下回る結果で、9か月連続の鈍化となりました。
変動の大きい食品とエネルギーを除いた上昇率は5.6%となり、前の月より大きくなっています。モノの価格上昇が落ち着く一方、サービス価格の上昇は依然として根強い状況です。
今回の結果を踏まえ、インフレのおさえこみを目指すFRB(=連邦準備制度理事会)が、来月の政策会合で利上げを継続するかどうかが焦点です。