24日午後、韓国軍は北朝鮮が日本海に向けて未詳の飛翔体を発射したと発表しました。飛翔体の種類や飛距離など、詳しい情報は明らかになっていません。

北朝鮮による飛翔体の発射は、今月16日以来で、巡航ミサイルを含めると今年だけで11回目です。

韓国軍の分析では前回は弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したものの、高度20キロ以下で空中爆発し失敗したとみられています。

これとは別に北朝鮮は先月と今月に2回、弾道ミサイルを発射し、偵察衛星の開発のための実験だと主張しています。

ただ、日米韓3か国は2020年に公開されたICBM＝大陸間弾道ミサイルのシステムの実験だったと指摘。

今後、最大飛距離で発射を行う可能性があるとみて、警戒を強めていました。