「あんな風に人が殺されたり、建物が壊されたり思っていなかったのでとてもつらい」原爆体験を伝える女性からのメッセージ
ロシアによるウクライナへの侵攻。世界中で一日でも早い解決を求める声が広がる中、様々な立場の方からのメッセージを紹介しています。千葉県柏市で27年間、朗読劇を通じて原爆体験を伝える活動を続けている方のメッセージです。
朗読劇で原爆体験を伝える柏・麦わらぼうしの会副代表 児玉典子さん
「また、21世紀にこんなことが起こってしまったのかというのと、現実の今、この同じ時間にウクライナであんな風に人が殺されたり、建物が壊されたり、まさかこんなことが起こるとは思っていなかったので、とてもつらい思いがしてます。第2次世界大戦が終わったあと、世界中が平和に対してどうしようかという考えを持って、国連ができたり、いろいろみんな思いを思ってきたのに、今うまくそれが動いていないことがとても何か情けない気もするけれど、それをもっと友好的に、平和をもっと、戦争がない社会を求めて、私たちはもっと、諦めるんじゃなくて武器でお互いを傷つけあうような世界じゃないものをつくっていけたらいいなと思ってます」