韓国・梨泰院の雑踏事故 地元区長の保釈に不服、遺族らが出勤妨害
150人以上が犠牲になった韓国・梨泰院の雑踏事故で逮捕・起訴されていた地元区長が保釈されましたが、これに不満を訴える遺族らが区役所に集まり、出勤を妨害しようとするなどして騒然となりました。
この事故では、これまでに地元警察の署長ら6人が逮捕されていて、このうち業務上過失致死傷などの罪で起訴された地元区長が7日、保釈されました。
保釈を受け、区長は職務権限も戻され、8日に出勤する予定でしたが、保釈決定を不服だとする事故の遺族らが出勤を妨害するなどのため区役所に集まり、区長室につながる扉を無理やりこじ開けようとするなどして一時、騒然となりました。
遺族らは事故関係者の厳罰を求めていて、保釈が認められたことに遺族らの不満が噴出したかたちです。