バイデン氏、ゼレンスキー大統領に侵攻可能性警告も…「聞き入れようとせず」
アメリカのバイデン大統領は10日、ロシアの軍事侵攻前、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、侵攻する可能性を警告したものの「聞き入れようとしなかった」と明らかにしました。
バイデン大統領はロサンゼルスで開いた資金集めの会合の場で、今年2月のロシアによるウクライナ侵攻前の状況について、「侵攻計画を裏付けるデータを持っていたが、ゼレンスキー大統領や他の多くの人は聞き入れようとしなかった」などと明らかにしたということです。
また、バイデン大統領は、「プーチン氏が国境を越えてくることは疑いの余地がなかった」「多くの人は私が大げさだと思っていたことはわかっている」とも述べたということです。