中国内陸部の地震 死者135人に…救助活動続く 母親亡くした少女は…
中国内陸部で18日に起きた大きな地震で、亡くなった人は135人になりました。生存率が大きく下がるといわれる発生から72時間を前に、懸命の救助活動が続いています。
地震で亡くなった人は21日、新たに1人増えて、135人になりました。行方が分からなくなっている人の捜索も続いています。
被災地では21日朝も新たな揺れがあったほか、取材中には川の対岸の山肌が崩落するなど、現地の人たちにとって緊張を強いられる状況が続いています。
仮設テントで避難生活をおくるこちらの少女は、地震で母親を亡くしました。34歳の母親は、倒壊した家屋の下敷きになったということです。
支援スタッフ
「ママの良いところを覚えておいて。心の中で永遠に。ママは一番美しい人、善良で器用で粘り強い人だった」
地震が起きたとき少女は学校の宿舎にいて、母親は自宅に1人でいたといいます。中国政府は被災した人の心のケアなどの支援も本格化させる方針です。