中国内陸部地震 死者131人、782人ケガ
中国内陸部で18日夜に発生した大きな地震で、亡くなった人は少なくとも131人となりました。
現在は炊き出しが行われていて、被災した人の長い列ができています。この付近に住む人からは、家屋の一部に倒壊がみられても、自宅に居続けるしか策がないとの声が聞こえてきました。
一方で、被災地では20日朝も氷点下20度近くまで冷え込む状況となっていて、家屋の倒壊被害などが目立つ農村部では、厳しい寒さをしのぐための対策を急いでほしいという声が多く聞かれています。
住民「いま住むところがない。住むところが(壊れた)」
中国内陸部の甘粛省で18日に発生した地震で、甘粛省ではこれまでに少なくとも113人が死亡し、782人がケガをしているということです。
また、隣接する青海省でも18人の死亡が確認されたほか、連絡が取れなくなっている人もいます。
現地は、家屋が倒壊するなどの被害が広がっていて、救助隊による住民の救助が続いていますが厳しい寒さの中で作業は難航しそうです。