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台湾で再び地震 マグニチュード6超が2回発生 ホテルやビルが傾く

2024年4月23日 19:37
台湾で再び地震 マグニチュード6超が2回発生 ホテルやビルが傾く

4月3日に大地震が発生した台湾東部で23日未明に再び大きな地震が相次ぎました。マグニチュードは6。この地震でビルやホテルが傾くなどの新たな被害が出ています。

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再び台湾を襲った大きな揺れ。商店街にあるホテルでは、建物が傾いていく様子がカメラにとらえられました。別のビルでは建物の支柱が崩れ、あたりは砂ぼこりに包まれました。残った支柱のおかげなのか、なんとか全壊は免れたものの、今にも倒れそうな状態になっていました。

日本時間の23日午前3時半ごろ、台湾でマグニチュード6以上の地震が2度発生。台湾気象当局によると、東部の花蓮では震度5弱を観測しました。今回の地震で新たにホテルとビル、2つの建物が傾く被害などが出ています。

台湾では4月3日、マグニチュード7.7の地震があったばかりです。震源に最も近く、震度6強の揺れがあった花蓮などで甚大な被害がありました。

その翌日、私たちは今回の地震で支柱が崩れたビルを取材していました。傾きまではしなかったものの、壁や窓枠などに大きな損傷がありました。危険が迫るため、15分だけという許可を得た住民らが引っ越し作業に追われていました。

――15分で時間は足りる?

「短すぎて足りない。これが私の財産」

立ち入り禁止となり、取り壊しが決定していた中、再び地震の被害を受けることになったのです。住民は全員退去していたためけが人はいませんでした。

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3日の地震以降、1000回以上の地震が観測されている台湾。地元の住民は…

「非常にパニックだった。本当に今回は最後(の地震)であることを祈ります」

未明に相次いだ2回の大きな地震。日本では沖縄本島地方と宮古島・八重山地方に津波予報が一時出されました。台湾の気象当局は、今後も地震が半年から1年ほど続くとして注意を呼びかけています。

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