バイデン大統領、中国首相とG20で会談「対立的な会談では全くなかった」
アメリカのバイデン大統領は10日、G20サミットの場で中国の李強首相と会談していたことを明らかにしました。
バイデン大統領
「私もきょう習主席のナンバー2(李強首相)とインドで会った」「対立的な会談では全くなかった」
訪問先のベトナムで会見したバイデン大統領は、インドで行われたG20サミットの場で中国の李強首相と会談し、米中関係の安定化や、新興・途上国問題について議論したと明らかにしました。
中国の習近平国家主席は、今回のG20サミットを欠席しましたが、バイデン大統領は「なるべく早く会いたいと願っている」と強調しています。
また、バイデン大統領は「中国は経済に難しい問題を抱えている」と改めて指摘する一方、中国経済の減速が台湾侵攻の理由になることはないとの見方を示しています。