バイデン大統領の二男ハンター氏 税法違反などの罪認め「司法取引」応じる
アメリカ司法省は20日、バイデン大統領の二男ハンター氏が、税金をめぐる不正行為などの罪を認め、当局との司法取引に応じたと発表しました。バイデン政権の運営や大統領選に打撃となる可能性があります。
アメリカメディアによりますと、ハンター氏は2017年と2018年に必要な額の税金を納めなかった罪や、2018年に違法薬物を使用していたにもかかわらず、銃を違法に購入・所持した罪を認め、司法取引に応じたということです。
税法違反では有罪を認め、銃の不正購入では刑事責任を免れるということで、アメリカメディアは、収監を回避し2年間の保護観察処分になる見通しだとしています。
ホワイトハウスは「大統領と夫人は息子を愛しており、人生を立て直そうとする息子を応援している」とコメントしています。
ただ、ハンター氏の疑惑はこれまでも野党・共和党の攻撃材料になっていて、政権運営や来年の大統領選に向けて打撃となる可能性があります。