北朝鮮偵察衛星“30日までに打ち上げか” 韓国国防相が明らかに
韓国の申ウォンシク国防相は19日、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを遅くとも今月30日までに行うとの見方を明らかにしました。
北朝鮮は今年5月と8月に軍事偵察の打ち上げに失敗していて、10月までに再び打ち上げを強行するとしていました。こうした中、19日朝、韓国のテレビ番組に出演した申国防相は「北朝鮮が今後1週間か、遅くとも今月30日までに再び打ち上げをできるのでは」との見方を示しました。
北朝鮮によるこれまでの打ち上げ失敗は、ロケットのエンジンに問題があったとみられていますが、申国防相は「ロシアの助けを借りて、問題点をほぼ解消したと判断している」と述べ、アメリカとともに北朝鮮の動向を警戒していると明らかにしました。