北朝鮮が“弾道ミサイル”2発発射 「最高指導者が国外にいる状況では初とみられる」「米国へのけん制の意味合い」 韓国の聯合ニュースが専門家の分析として伝える
韓国軍は北朝鮮が13日正午前、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。
韓国軍によりますと、北朝鮮は13日午前11時43分から53分にかけて、平壌の順安付近から日本海に向けて、短距離弾道ミサイル2発を発射しました。飛距離など詳しい情報は明らかになっていません。
13日にロシアで実施される予定と報じられている、金正恩総書記とプーチン大統領の会談前に発射された形です。
韓国の聯合ニュースは専門家の分析として、「最高指導者が国外にいる状況で、北朝鮮がミサイルを発射したのは初めてとみられる」とした上で、「指導者が席を外しても軍事態勢を徹底的に整えているという自信の表れ」との見方を伝えています。
また、今回の首脳会談に対して警告を続けている、アメリカへのけん制の意味合いもあるとみられると報じています。