ベラルーシ大統領選 ルカシェンコ氏が7選
ロシアの同盟国ベラルーシで大統領選挙が行われ、ヨーロッパ最後の独裁者と呼ばれる現職ルカシェンコ大統領が7選を決めました。
26日に実施されたベラルーシの大統領選挙には、現職のルカシェンコ大統領が7選を目指して立候補していて、有力な対抗馬が不在でした。
中央選挙管理委員会は27日、暫定的な開票結果を発表し、ルカシェンコ氏は86.82%の得票率で、当選を決めました。
ヨーロッパ最後の独裁者と呼ばれるルカシェンコ氏は1994年以降、30年以上、大統領の座にいて、野党勢力などを弾圧し、強権支配を続けています。
ルカシェンコ氏は、ウクライナ侵攻を続けるロシアとの関係を強化する一方、大統領選挙を前に、政治犯を相次いで恩赦で釈放するなど、欧米との関係改善を意識した動きもみせています。
最終更新日:2025年1月27日 14:55