ザポリージャ原発「露側が恒久管理しようとしている」
ロシア軍が占拠するウクライナのザポリージャ原発について、IAEA(=国際原子力機関)は12日、「ロシア側が恒久的に管理しようとしている」とウクライナ側から報告を受けたことを明らかにしました。
IAEAによりますと、ウクライナ側はザポリージャ原発について、「ロシアの国営企業『ロスアトム』が完全かつ恒久的に管理しようとしている」と、報告したということです。
これに対し、ロスアトム側は専門家を現地に派遣したことは認める一方で、管理下に置く考えはないと説明したとしています。
一方、北部のチェルノブイリ原発について、ウクライナ側は外部からの電力供給が途絶えたままだと説明したということです。ディーゼル発電機で電力供給を続けていて、追加の燃料が届いたと説明を受けたとしています。