搭乗していた4人全員死亡 韓国空軍機2機の衝突・墜落事故
韓国南部で1日午後、空軍の訓練機2機が飛行訓練中に衝突し、墜落した事故で2機に搭乗していた4人全員の死亡が確認されました。
韓国空軍によりますと、1日午後1時半すぎ、韓国南部の泗川基地から離陸した訓練機KT-1、2機が基地からおよそ6キロ離れた上空で衝突し墜落しました。
これまで3人が死亡し、1人の行方がわかっていませんでしたが、韓国空軍は、午後4時半ごろ、2機に搭乗していた4人全員の死亡が確認されたと発表しました。
死亡したのは、それぞれの訓練機の操縦士2人と教官2人だということです。
事故現場近くでは、操縦士らが上空からパラシュートで降下する様子が確認されていて、緊急脱出したものの、死亡したものとみられます。
衝突した2機は飛行訓練中だったということで、韓国空軍は事故対策本部を設置し、事故の原因を詳しく調べる方針です。