ミサイル発射“同行”は金正恩氏の第2子「キム・ジュエ」か 韓国・国家情報院が判断明らかに
北朝鮮の金正恩総書記がミサイルの発射に同行させた娘について、韓国の情報機関は、金総書記の2番目の子供であるキム・ジュエだと判断していることがわかりました。
これは22日、韓国の国会で情報機関「国家情報院」が議員に対して明らかにしたもので、19日に新型ICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射に同行する様子が公開された娘は、金総書記の2番目の子供「キム・ジュエ」だと判断しているということです。
年齢の割にやや大きく、疑問視する声があったものの、国家情報院は「背が高くて体格が良い」との事前の情報と一致していると説明したということです。
今回、北朝鮮が娘を公開した理由については、「未来世代の安全保障に責任を負うとの意志を示すため」と分析しています。
国家情報院はこれまでに、金総書記には全部で3人の子供がいるとしていますが、今回公開されたジュエ以外の2人については詳細を明らかにしていません。
また、追加の軍事挑発はいつでもある状態だとして、「7回目の核実験についても可能性は高い」と判断しているということです。