MLBオープン戦「少なくとも来月5日まで延期」
アメリカのメジャーリーグ機構は労使交渉の難航を受け、今月下旬から予定されていたオープン戦について、「少なくとも来月5日まで延期する」と18日に発表しました。
メジャーリーグ機構は18日、声明で、今月下旬から予定されていたオープン戦について、「少なくとも来月5日まで延期する」とした上で、既にオープン戦のチケットを購入した人には全額返金する方針だと明らかにしました。
これまでの労使交渉で、メジャーリーグ選手会は若手選手が年俸を球団と交渉する権利などを求めているのに対し、機構は要求に応じる姿勢を見せておらず、前回の話し合いもわずか15分で終了していました。
選手会は18日、SNSに、「機構が発表したオープン戦の延期については、我々は望んでいないが、引き続き交渉を続けたい」と投稿していて、依然、機構との溝は深いとみられ、来月31日のシーズン開幕への影響も懸念されています。