マスク氏、海外援助管轄の「アメリカ国際開発庁」閉鎖に着手 トランプ氏も同意
アメリカのトランプ政権で「政府効率化省」のトップに起用された実業家のイーロン・マスク氏は、海外援助を管轄するアメリカ国際開発庁の閉鎖に着手すると明らかにしました。すでにトランプ氏も閉鎖に同意しています。
USAID=アメリカ国際開発庁は、1961年に設立され、世界各国での人道支援や開発援助を行ってきました。「アメリカ第一主義」を掲げるトランプ政権で「政府効率化省」を率いるイーロン・マスク氏は3日、USAIDについて「修復不可能だ」などと非難した上で、閉鎖に着手したことを明らかにしました。
AP通信によりますとトランプ氏もUSAIDは「極左によって運営されている」などと述べ、閉鎖に同意しています。
CNNなどによりますと、首都ワシントンにあるUSAIDの本部は立ち入りが制限され、職員の大半に自宅待機が命じられているということで、国際的な人道支援への影響が懸念されます。
最終更新日:2025年2月4日 11:19