NYの地下鉄で発砲、23人ケガ 男の顔写真を公開し行方追う
アメリカ・ニューヨークの地下鉄で12日、発砲事件があり、少なくとも23人がケガをしました。警察は重要参考人の男の顔写真を公開し、行方を追っています。
地元当局によりますと、ブルックリン地区の地下鉄で12日朝、ヘルメットをかぶりガスマスクをつけた黒人の男が発煙筒をたいた上で発砲し、10人が撃たれたということです。
事件発生時に撮影された映像では、電車内から煙が出ていて、乗客らが逃げ惑う様子が確認できます。
ほかにも煙を吸うなどして少なくとも23人がケガをしましたが、撃たれた人を含め、全員命に別条はないということです。
事件現場にいた高校生「駅員が医療支援を求めて叫んでいた。みんな一斉に逃げて、とにかく怖かった」
一方、バイデン大統領は実行犯を必ず見つけ出すと強調しました。
バイデン大統領「司法省とFBIは現場のニューヨーク市警と協力している。我々は実行犯を見つけ出すまで諦めない」
現場には、男が所持していたとみられる拳銃や小型のおの、ガソリンや花火、発煙筒のほか、レンタカーの鍵が残されていたということです。
警察はすでにレンタカーを発見していて、重要参考人として車を借りた62歳の男の顔写真を公開し、行方を追っています。