米バイデン政権 ロシア軍の攻撃を「戦争犯罪」と認定
アメリカのバイデン政権は23日、ウクライナに侵攻するロシア軍の民間人や施設への攻撃が、戦争犯罪にあたると認定したと発表しました。
ブリンケン国務長官は声明で、「ロシア軍による無差別攻撃や、民間人を意図的に狙った攻撃が行われているという、多くの信頼できる報告がある」などとして、「ロシア軍がウクライナで戦争犯罪を犯したと評価する」と発表しました。
南東部のマリウポリの病院や、市民が避難していた劇場への攻撃を例に挙げ、「ロシア軍が攻撃した場所の多くは、民間人の使用が明確に確認できるものだった」と指摘しています。
ブリンケン長官は、「プーチン大統領は容赦ない暴力で、ウクライナ全土に死と破壊をもたらしている」と強く非難した上で、「あらゆる手段を使って責任を追及していく」と強調しています。