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ウォール・ストリート・ジャーナル記者の勾留期間、2か月延長へ 身柄の拘束1年に ロシア

2024年1月26日 20:16
ウォール・ストリート・ジャーナル記者の勾留期間、2か月延長へ 身柄の拘束1年に ロシア
勾留手続きに出廷したゲルシュコビッチ記者(モスクワ一般管轄裁判所)

ロシアでスパイ罪で起訴されたウォール・ストリート・ジャーナルの記者について、モスクワの裁判所は26日、勾留期間をさらに2か月延長することを認める決定をしました。身柄の拘束が1年続くことになります。

ウォール・ストリート・ジャーナルのモスクワ支局記者、ゲルシュコビッチ氏は去年3月末、エカテリンブルクで「アメリカの指示に従って軍事産業の国家機密を収集するスパイ活動をした」などとして拘束・起訴されました。

その後、裁判は開かれないまま勾留期間の延長が繰り返され、モスクワの裁判所は26日、ゲルシュコビッチ氏の勾留を3月30日まで、さらに2か月間延長することを認める決定をしました。身柄の拘束が1年続くことになります。

ゲルシュコビッチ氏の勾留をめぐっては、先月、プーチン大統領が「アメリカとの対話を拒否しない。受け入れ可能な提案を待っている」と述べていました。

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