ロシア当局がスパイ容疑で起訴 モスクワ裁判所、ウォール・ストリート・ジャーナル記者の勾留を11月末まで延長認める
ロシア当局にスパイ容疑で起訴されたウォール・ストリート・ジャーナル記者の勾留延長を巡る裁判が24日に開かれ、モスクワの裁判所は、11月末までの延長を認めました。
ウォール・ストリート・ジャーナルモスクワ支局のゲルシュコビッチ記者は今年3月、エカテリンブルクで「アメリカの指示に従って軍事産業の国家機密を収集するスパイ活動をした」などとして拘束され、8月30日までの勾留が言い渡されていました。
24日の裁判は資料が流出するとの理由から非公開で行われ、モスクワの裁判所は、ゲルシュコビッチ記者の勾留期間を新たに最長3か月間延長して、11月30日までとすることを言い渡しました。
ゲルシュコビッチ記者の勾留は、最長で8か月に及ぶことになります。