金正恩総書記、移動式ミサイル発射台などの工場視察 生産の拡大指示か
北朝鮮の金正恩総書記はミサイルの移動式発射台などの工場を視察し、「軍を急進的に近代化させるため、飛躍的な製造が必要だ」と強調しました。生産の拡大を指示したものとみられます。
北朝鮮メディアは5日、金総書記が移動式ミサイル発射台などの工場を視察し、製造状況を確認したと伝えました。視察にはジュエ氏とみられる娘も同行し、公開された写真では、金総書記が移動式発射台に自ら乗り込む様子も確認できます。
金総書記は「敵との軍事的対決に向けて確固と準備すべき重大な情勢の中、工場の役割は大変重要だ」と評価したということです。その上で、「軍がより急進的に近代化できるように、工場は製造において飛躍的成果を収めなければならない」と強調していて、生産の拡大を指示したものとみられます。