北朝鮮の金正恩総書記は軍需工場を視察し、「兵器の近代化は戦争準備において最も重大な問題だ」と強調しました。

6日付の「労働新聞」は、金正恩総書記が5日までの3日間、超大型ロケット砲の砲弾生産工場や、巡航ミサイルや無人攻撃機のエンジン生産工場などを視察したと報じました。

新たな狙撃兵器の生産実態も確認したと伝えていて、自らライフル銃を試射するような様子も確認できます。

金総書記は「狙撃兵器を近代化することは、戦争の準備において最も重大で、切迫した問題だ」と強調したということです。

また、視察には金総書記を除くと、軍の序列1位だったものの、昨年末に党書記などを解任された朴正天氏が同行していて、韓国メディアは「再び重要職責に復帰した可能性がある」との見方を伝えています。

写真：６日付 労働新聞より