金正恩総書記、新型ICBM「火星18」発射訓練に立ち会う 北朝鮮報道
北朝鮮メディアは、金正恩総書記が18日、新型ICBM(=大陸間弾道ミサイル)「火星18」の発射訓練に立ち会ったと報じました。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は19日付の紙面で、金総書記が18日、新型ICBM「火星18」の発射訓練に立ち会ったと伝えました。
ミサイルは最高高度6518キロまで上昇し、1002キロを73分間飛行して、日本海上の目標水域に正確に着弾したと主張しています。
訓練にはジュエ氏とみられる少女も同行しました。
金総書記は訓練に大きな満足を示したということで、「北朝鮮が持つ、恐るべき攻撃力と絶対的な核戦争抑制力の信頼性の高さを誇示する」と述べたとしています。
また、韓国などと連携して北朝鮮への圧力を強めるアメリカに対し、「ワシントンが間違った決心を下す時には、われわれがどんな選択をするかを、はっきり見せた契機になった」と強調しました。
さらに、「敵のあらゆる軍事的な威嚇行為を絶対に座視してはならない」と述べた上で、「一段と威嚇的な方式を選んで一層、攻勢的な行動で強力に対応すべきだ」と指摘したということです。