米CDC、ガイドライン更新 コロナ対策緩和…濃厚接触者の隔離不要に
アメリカのCDC=疾病対策センターは新型コロナウイルスのガイドラインを更新し、濃厚接触者の隔離を不要とするなど、対策を緩和しました。
アメリカではこれまでワクチン未接種の濃厚接触者は5日間の隔離が必要でしたが、CDCが11日に発表した新たなガイドラインでは、接種の有無にかかわらず隔離は不要としています。代わりに高品質のマスクを10日間着用し、接触から5日後に検査を受けることをすすめています。
また、無症状かつ、感染者と接触がない人の検査は推奨せず、ソーシャルディスタンスについても必須ではなく、地域の感染レベルや換気の状況で判断して良いとしています。
ワクチンや治療薬などの手段が増えたことで、初期と比べるとリスクは大幅に減っていて、対策を緩和しても、日常生活は大きく混乱しないとしています。
一方で、ワクチン接種は引き続き推奨しています。