アメリカのトランプ前大統領が不倫の口止め料を支払ったとされる問題で、捜査を主導してきた検事に宛てて、再び白い粉が入った封筒が届いていたことがわかり、警察が調べています。

トランプ前大統領は不倫の口止め料を支払ったとされる問題に絡んで起訴されていますが、アメリカのNBCによると、捜査を率いたニューヨーク州検察のブラッグ検事宛てに届いた封筒から白い粉が再び見つかったということです。

白い粉は有害なものではありませんでしたが、封筒の中には他に、ブラッグ氏の容姿を罵倒する手紙と、ブラッグ氏とトランプ氏の写真が入っていたということです。

先月にはブラッグ氏に宛てた封筒から、白い粉と殺害予告が見つかっていて、今回で2度目となります。ブラッグ氏はこれまでに数百件の脅迫を受けているということで、捜査当局は調べを続けています。