ヒズボラからロケット弾約20発 民間人2人死亡 イスラエル
イスラエルは9日、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラからロケット弾およそ20発が発射され、民間人の男女2人が死亡したと明らかにしました。
ロイター通信によりますと、イスラエル北部でヒズボラのロケット弾攻撃により、民間人の男女2人が死亡したということです。イスラエル軍はレバノンへの空爆や地上作戦を続けていて、9日の声明では過去24時間におよそ185の標的を攻撃したとしています。レバノン保健省によると8日に36人が死亡、ヒズボラとの間で戦闘が始まって以降の死者数は2141人にのぼっています。
こうした中、イスラエルメディアは9日、アメリカのバイデン大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が電話会談したと報じました。ハリス副大統領も同席したということです。イランからイスラエルへの大規模ミサイル攻撃に対する対抗措置について協議したものとみられていて、アメリカが懸念を示すイランの石油生産施設への攻撃などについて、どのような話し合いがおこなわれたかが焦点です。