アメリカの有力紙ワシントンポストは、「中国共産党は、習近平氏に無限の支配を手渡した」と、見出しで伝えています。「10年間にわたる権力強化は頂点に達し、新たな不確実な時代の幕開けとなった」としたほか、ニューヨークタイムズは、「習氏は、忠誠心に満ちた人物に囲まれることになった」と論評しています。

また、ウォールストリートジャーナルは、「明確な後継候補を作らないことで、毛沢東以来、最も強力な指導者の地位を固めた」としています。