中国共産党“新指導部” 序列6位・丁薛祥氏とは?
中国共産党の新しい最高指導部で、序列6位に入った丁薛祥氏は江蘇省出身の60歳で、現在、日本の官房長官のような役職にあたる党中央弁公庁主任を務めています。最高指導部入りは初めてです。
丁氏は習氏が上海市トップを務めた時期に仕え、習主席が党のトップに就任した翌年、引き上げられる形で中央に異動しました。現在も地方視察や外遊にはほぼ同行するなど、習氏の最側近と言える存在です。
ただ、政治局常務委員に入るのに慣例だった地方政府のトップは経験しておらず、文字通り異例の抜擢となります。
丁氏は5年後の党大会も60代半ばで迎えることになり、習近平派の番頭役として習氏の長期政権を支えることになりそうです。