アップル ゴーグル型ヘッドセットディスプレーを発表 目線や声などでアプリを操作
アメリカのIT大手アップルは、目や声などを使ってアプリを操作するゴーグル型のヘッドセットディスプレーを発表しました。
アップル ティム・クックCEO「Macがパーソナルコンピューティングを、iPhoneがモバイルコンピューティングをもたらしたように、Apple Vision Proは“空間コンピューティング”の幕開けとなる」
アップルが5日に発表したゴーグル型のヘッドセットディスプレーは、目線と手と声を使って周囲の空間をディスプレーにして、アプリを操作するものです。大スクリーンでの映画鑑賞のほか、写真や動画はその場にいるような臨場感を再現するということです。
12のカメラと6つのマイク、5つのセンサーが搭載されていて、装着した人同士で実物大でのビデオ通話やプレゼンテーションの共有も可能です。
価格は3499ドル、日本円でおよそ49万円で、来年初めにアメリカから販売を開始するとしています。
ゴーグル型の端末はフェイスブックを運営するメタも先週、新型のヘッドセットディスプレー「Meta Quest3」を発表していて、今後、開発競争が激しくなりそうです。