北朝鮮が米国と国連安保理をけん制 ICBM発射非難に“「挑発」と言い掛かり”と反発
北朝鮮の崔善姫外相は21日、国連の安全保障理事会で緊急会合が開かれるのを前に「アメリカと国連安保理の動きを見守っている」と、けん制しました。
崔外相は20日付の談話で、国連のグテーレス事務総長がICBM=大陸間弾道ミサイルの発射を非難したことについて「挑発」と言い掛かりをつけたと反発しました。
その上で「アメリカや追従勢力が我々の主権行使を国連安保理で圧迫しようと画策するのを黙認し、アメリカの言いなりだ」と批判しました。
崔外相はまた「明白な対応の方向性を持ってアメリカと安保理の動きを見守っている」と強調、21日に安保理の緊急会合が開かれるのを前に関係国をけん制した形です。