がんの治療中であることを公表しているイギリス王室のウィリアム皇太子の妻・キャサリン妃が14日、テニスのウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝を観戦し、表彰式に参加しました。

イギリスのウィリアム皇太子の妻・キャサリン妃は今年3月、がんの治療中であることを公表して以降、治療を優先するために公務を制限し、先月の天皇皇后両陛下のイギリス訪問の際も公の場には姿を見せませんでした。

こうした中、キャサリン妃は14日、ロンドンで行われたテニスのウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝を娘のシャーロット王女とともに観戦しました。キャサリン妃が姿を見せると、観客は席を立って拍手を送りました。

キャサリン妃はウィンブルドン選手権を主催するテニスクラブのパトロンを務めていることから、毎年、観戦していて、今回は、優勝したスペインのアルカラス選手にトロフィーを授与しました。

キャサリン妃は夫妻のSNSを通じて、「ウィンブルドンに戻ってこられてうれしいです」と述べています。