侵攻支持のロシア作家が乗った車が爆発…運転手死亡、作家は重傷
ウクライナ侵攻を支持するロシアの作家が乗った車が6日、爆発し、運転手が死亡、作家は重傷を負いました。
ロシア西部のニジニ・ノブゴロド州で6日、ロシアの作家、ザハル・プリレーピン氏が乗った車が爆発しました。この爆発で運転手が死亡し、プリレーピン氏も重傷を負いました。
ロシア連邦捜査委員会は事件後、拘束した男が「ウクライナの情報機関の指示だ」と供述したとする映像を公開しました。男は爆弾を遠隔操作で爆発させたとしています。
ロイター通信によりますと、負傷した作家のプリレーピン氏はネットなどを通じ、ロシアのウクライナ侵攻を支持する発言をしていて、侵攻前から続いていたウクライナ東部の紛争にも従軍していたということです。
ロシアでは去年8月、プーチン政権の外交政策に影響を与えたとされる思想家の娘を乗せた車が爆発し死亡したほか、先月にはロシア第2の都市、サンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、ウクライナ侵攻を支持していた軍事ジャーナリストが死亡しています。