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137人死亡のチリ大規模山火事、放火疑いで消防士ら2人拘束

2024年5月26日 15:08
137人死亡のチリ大規模山火事、放火疑いで消防士ら2人拘束

南米・チリで今年2月、137人が死亡した大規模な山火事で、捜査当局は放火の疑いで、地元の消防士ら2人の身柄を拘束しました。

今年2月、チリ中部のビニャデルマルなど沿岸部で大規模な山火事が発生し、137人が死亡しました。

AP通信によりますと、この山火事について捜査当局は24日、放火の疑いで22歳の消防士と森林公社の元従業員の2人の身柄を拘束したと発表しました。

南米では当時、エルニーニョ現象の影響で例年を上回る高温が続き、森林火災のリスクが高まっていました。

捜査当局は、拘束された消防士らは消火活動の仕事を増やすため、そうした状況を狙って犯行を企てたものとみて、詳しく調べています。