猛暑の南米チリで大規模“森林火災”少なくとも99人死亡
エルニーニョ現象の影響で、猛暑が続く南米のチリでは90か所以上で森林火災が発生し、少なくとも99人が死亡しました。
ロイター通信によりますと、チリ中部などで2日、森林火災が発生し、現在も消火活動が続いています。地元当局によりますと、これまでに少なくとも99人が死亡したということです。
チリの内相は「犠牲者数は今後確実に増えるだろう」と述べ、懸念を深めています。火災は92か所で発生し、少なくとも4万3000ヘクタールが焼失し、およそ1100の家屋が焼けたということです。
南米では今年、エルニーニョ現象の影響で例年を上回る高温が続き、森林火災のリスクが高まっているということです。
今回の火災が起きた一帯でも、先週から猛暑が続いていました。