猛暑の南米チリで大規模“森林火災”続く 少なくとも112人死亡
エルニーニョ現象の影響で猛暑が続く南米のチリで、大規模な森林火災が続いていて、少なくとも112人が死亡しました。
ロイター通信によりますと、チリ沿岸部などで2日、森林火災が発生し、現在も消火活動が続いています。
地元メディアは当局の発表として、これまでに少なくとも112人が死亡し、被害が大きいビニャデルマル市では370人以上が行方不明だと報じています。チリの内相は「犠牲者数は今後、確実に増えるだろう」としています。
これまでに3000から6000の家屋が火災の影響を受けたということです。
南米では今年、エルニーニョ現象の影響で例年を上回る高温が続いたことで森林火災のリスクが高まっていて、今回の火災が起きた一帯でも、先週から猛暑が続いていました。