フィンランドの小学校で発砲事件 1人死亡、2人重傷 撃ったとみられる12歳児童逮捕
フィンランドの小学校で2日、発砲事件があり、12歳の児童1人が死亡、2人が重傷を負いました。撃ったとみられる12歳の児童が警察に逮捕されています。
ロイター通信によりますと、発砲事件が起きたのは首都ヘルシンキ近郊の小学校で、12歳の児童1人が死亡、2人が重傷を負ったということです。
学校には、およそ800人の児童や生徒と90人の職員が在籍しています。
銃を撃ったとみられるのは同じ学校に通う12歳の児童で、事件のあと逃走しましたが、その後銃を所持した状態で見つかり、警察に逮捕されました。
銃の所持許可証は親族のものだったということです。警察の調べに対し、児童は犯行を認めていますが、動機は明らかにしていません。
フィンランドでは、2007年と翌年に学校での銃撃事件が相次いだことから、2010年に銃器の免許を申請する際に適性検査を導入し、銃規制が強化されていました。