中国・王毅外相、来週にも訪米で調整 「米中首脳会談」に向け事前の調整か
中国の王毅外相が、来週にもアメリカを訪問する方向で調整していることが分かりました。米中首脳会談に向け、事前の調整を行うものとみられます。
複数の米中外交筋によりますと、中国の王毅外相が来週後半にもアメリカの首都ワシントンを訪問し、ブリンケン国務長官と会談する方向で調整しているということです。
ブリンケン長官は6月、当時の秦剛外相との会談で訪米を要請し、その後、外相が王毅氏に交代したため、改めて招待していました。
ブリンケン長官は6月の訪中の際、習近平国家主席と会談していて、今回、王毅外相がバイデン大統領と会談する可能性もあるとみられます。
バイデン大統領は来月、アメリカ・サンフランシスコで行われるAPEC首脳会議にあわせて習主席との首脳会談を模索していて、実現に向けてどこまで調整が進むかが焦点です。