アメリカのホワイトハウスは、バイデン大統領と中国の習近平国家主席の初の対面での首脳会談を、今月14日にインドネシアで行うと発表しました。

ホワイトハウスによりますと、米中首脳会談はG20サミット＝主要20か国・地域首脳会議にあわせ、今月14日にインドネシアのバリ島で行われます。

バイデン大統領は中間選挙を、習主席は3期目の政権発足をそれぞれ終えた直後のタイミングで、対面では初の首脳会談となります。

ホワイトハウスは声明で、「アメリカと中国の意思疎通を続け、責任を持って競争を管理する。さらに国際社会に影響を与える課題について、利益が重なる分野で協力する方法を議論する」としています。

また、バイデン大統領は9日の会見で、「台湾についても話し合う」と明らかにしていて、台湾統一に意欲を示す習主席に対し、バイデン大統領がどのように緊張緩和を求めるかが大きな焦点となります。